元爪噛みセルフネイラーのセルフネイルについてあれこれ。
爪噛み歴15年、セルフネイル歴4年です。こんにちは。
21歳くらいまで爪噛み深爪傷だらけの3連コンボでした、大学時代の級友は知っていると思いますが。
21歳の秋に「直すか」と思い至り、噛まない為に色を塗り始めたのがセルフネイルのきっかけです。ネイルサロンで爪噛み矯正した方が手っ取り早かったのですが、とんでもなくお金が掛かるということで自分で矯正することにしました。
爪噛みは直り、爪自体も形が整ってきて今では爪噛みの片鱗もありません。それでも完全に綺麗になるまで2年ほど掛かりましたけど。
じゃあ今何でネイルを塗っているのかと言うと趣味と爪保護の為です。
ネイルを塗る作業自体が好きになったのと、爪噛みの名残で爪自体は強度がないので保護も兼ねてまだセルフネイルを続けています。
そんな訳で、我流ではありますが、個人的なネイル手順とお勧めのネイルラッカーなど纏めていこうと思います。あくまで我流なのでネイルサロンのお姉さんの手順とは違うかもしれません。セルフでネイルがしたい、セルフネイルの持ちを良くしたいという場合は参照してもらえると良いです。マニキュアでの塗り方なのも注意してください、ジェルネイルはまたやり方が違うと思います。
「色村流セルフネイルの手順」
①甘皮の処理
②爪を磨く
③手を洗う
④ベースコートを塗る
⑤ネイルラッカーを塗る
⑥トップコートを塗る
⑦保湿
以上7手順です。そんなに変わったことはしてません。普通のことだらけだと思います。
①甘皮の処理
別にやらなくても良い手順。頻繁にネイルを塗らない人はやっても良いと思う。
爪の根本、ここに張り付いている非常に薄い皮のようなものを取り除く作業。これを取ると爪が長く見える。あと爪の根本が塗り易くなる。
温めて皮膚を柔らかくして、根本の皮膚を綿棒で押すとその下の甘皮が出てくるので除光液に浸した綿棒をくるくると動かして取る。それ専用の道具も売ってるけど綿棒があれば事足る気がする。あまりやると爪の根本が炎症起こして化膿するのでやり過ぎないことが大切。痛いような力でやらない。
②爪を磨く
これも正直個人的にやってないことが多い手順。自分は頻繁に塗り替えるのでその度磨いてると爪が薄くなる。ネイルを久々にやる、という場合はやるとその後の塗り作業が上手くいき易い。ベースコートで表面の傷や波打ちが消えるならそんなにやらなくて良さそう。
③手を洗う
絶対にやる。爪に油分があると上手く塗れないので皮脂を落とすようにしてる。
ハンドソープで洗う、甘皮の処理や爪磨きなんかしてるとここで甘皮の粉とか落とすようにしている。あと手の温度が高いと気泡が出来易いので水で洗う。
④ベースコートを塗る
マニキュア必須手順。色素沈着を防ぐ、爪の表面を滑らかにする為。
色村の使用品はOPIのNAIL ENVY。
爪の強度がない人、二枚爪など爪トラブルがある人にはお勧め。比較的速乾。
NAIL ENVY自体は毎日塗り重ねて爪の強度を上げるという使い方が本来なので普段仕事でネイル出来ないけど爪が脆い、という人にも。ボトルでの色は乳白色だが艶感はない上色も付かない。これだけ塗ってもほとんど解らない。
⑤ネイルラッカーを塗る
色を塗る。どういうデザインにするかで必要なカラーの数も道具も違ってくる。
大体2度塗りしないとボトル通りに発色しないネイルカラーがほとんど。
エッジ(爪の先端側面)は塗っておくとネイルの持ちが良くなる、ただ分厚くなり易いので苦手ならやらなくて良い。
大体一度塗って、はみ出た部分を除光液付き綿棒で取り除いてまた塗るという繰り返し。
マーブル:やりたいカラー数色と100均のトップコート、或いはラップ
グラデーション:やりたいカラー2~3色、100均のファンデーション用スポンジ
フレンチネイル:やりたいカラー、100均のサージカルテープ(マスキングテープ)
ネイルパーツ:100均
色村が何かしらデザイン系をやる時は上記のような道具。基本100均で良い。何ならネイルカラー自体も100均で問題ない。
マーブル:細かい柄ならトップコートでカラーを引きずって混ぜる、大判の柄ならカラーを爪に落としてラップを押し付けて色の濃度を調節する。トップコートが色を引きずることになるのでトップコート自体に色が付き易い、100均のどうでも良いトップコートで作業する。
グラデーション:ベースの色を塗って、スポンジに濃い目のカラーを塗って先端からスタンプをする。調節が難しい。色を何度か塗り重ねてグラデーションを作る手順もあるが個人的に苦手でやってない。
フレンチネイル:ベースの色を塗って、乾いたらマスキングテープで塗りたい所以外をマスキングして別の色を塗って、テープを剥がす。あらかじめ肌に何度か貼ってマスキングテープの粘着力は落としておく。丸フレンチなどの変形フレンチならマスキングせずにフリーハンドで描く。
ネイルパーツ:頻繁にネイルをするなら通販で買った方が良さそう。接着はトップコート。しっかりトップコートで埋めないと取れる。シールも同様。
ネイルカラーは100均で良い。個人的によく買うのはOPI、essie、NAIL HOLIC。
OPI:刷毛が大きい、サロンポリの代表格。塗り易い上耐久年数が長め。PLAZAやLOFTで売ってるけど通販の方が明らかに安い。
essie:刷毛が小さい、爪が小さい人にお勧め。塗り易い、刷毛が小さいのではみ出し難い。こちらもPLAZAやLOFTに取り扱いがある。やっぱり通販の方が安い。
NAIL HOLIC:1色300円(税抜き)という安さとドラッグストアにある点が魅力。カラー展開が豊富。刷毛が小さい点はessieと同じ。はみ出し難く塗り易い。耐久年数は短いような気がする。アート用の細筆カラーも売っているので細いラインや文字を書くのに良い。容量が少ない。
⑥トップコートを塗る
塗ったカラーが乾いてから塗る。ネイルラッカーとの相性で色を引きずったり縮んだりするものがあるので多少注意が必要。トップコートを塗った状態で軽くよれた、傷が入ったなどはトップコート重ね塗りで修正可能。
OPIのトップコート:縮みや引きずりという点でほとんど非がないのでネイルを始めた頃はよく使っていた。但し日焼け止めを塗ると艶がなくなり溶けたようになった為使うのを止めた。日焼け止めとの相性が有る様子。また日焼け止めで溶けたようになったのも数年前なので現在どうなのか不明。
セシェ・ヴィート:セルフネイラーなら知らない人はいないであろうトップコートの代表格。艶と速乾力が良いらしい。ネイルラッカーが縮む、ネイルシールが縮むなどの評価もあるので色村は使ったことがない。あと粘度が高くなり易く駄目になるという話もちらほら。
essie good to go!(トップコート):色村の現在の使用品。リピーター。液がさらっとしている、刷毛が小さいので塗り易い。艶と速乾力が気に入っている。ネイルラッカーが縮む、ネイルシールが縮むなどもない。色の引きずりは乾ききっていない状態で塗るとなることがある。塗り重ねても気泡が出来難い、ひび割れることもない。粘度が高くなり易いので塗り終えた後、瓶の口を除光液コットンで拭かないとならない。
デュカートのジェルネイル風トップコート:塗り重ねれば良い感じになるがひび割れや気泡が出来易い。比較的速乾。
大体トップコートは2度塗り。艶を出したい時や強度を上げたい、剝げるのを防止したい時は5度塗りしてることも。essieのトップコートは艶は出ても厚さはないのでジェルネイル風にはならない。シアーカラーやクリアベースだと艶が良く出るのでジェルネイルっぽく見える。
2日に1度くらいトップコートを塗り直すと艶を保てて剥げ難くなるので出来ればやる。
トップコートを塗ってしばらくすると流水を浴びせる。何処かで乾き易くなるとあったのでやっているが定かではない。
⑦保湿
ネイル作業(除光液を使ったり手を洗ったり)をすると手が乾燥しているので保湿する。ハンドクリームでもオイルでも何でも良いと思う。自分はホホバオイルの後、貰い物のディオールのネイルオイルを塗っている。爪の根本や爪の裏側もしっかり保湿すると良い。
つらつらと書いてはみたけれど本当に特殊なことはしていないです。ネイルを塗る人なら知ってるよ馬鹿と言われそうなことばかりな気がする。
正直ベースコートとトップコートにお金を掛けるとネイルはマシに見える。不器用だなと思うなら刷毛が小さいマニキュアを買うと失敗し難い。このくらいですかね。
爪の長さは好き好きだけど、短めなら単色塗りの派手な色、マットネイルがよく似合う。ロングネイルはクリアカラーやデザイン多めのネイルが映える。指を長く見せたい場合はやっぱり少し長めが良い。
あとネイル類の保管場所ですが、一人暮らしで好き勝手出来るので全部冷蔵庫に突っ込んでます。冷暗所が良いってだけなのでそこまでこだわらなくても良い。
除光液はKATEのものを使ってますが、頻繁に塗り替える所為で爪が黄変してきたので無印の除光液に切り替えようか悩んでいる最中。
さくっと我流を纏めてみました。何か使える点があれば幸い。