脳内色色

自分の中の脳内整理。主にツイッターから発症。

女子が女子である為に女子であるということ。

新年が明けましたおめでとうございます。

1/2に重い身体を起こして、新年初売りセールとやらに足を運んだ。
いやもう人だらけでこんな中で大量に人が触って確かめた衣服を買うってのもどうなんだ……と多少冷静になりながら、着る前に洗濯してしまえば良いかと思い直してお目当の物を購入してきた。

まあお目当だったのは、ピーチジ○ンの下着と、ジェラー○ピケのルームウェアである。福袋は当たり外れが激しいものが多いので狙ってはなかったのでセールのみ目的である。

まあ大体、定価で買うと馬鹿にならない連中を購入しようと思ったのだ。実際定価だと買う気にならない。特に後者のルームウェアなんて手に取って値段を見て笑うことが大半だ。部屋着にこの値段出すのか…と。ファストファッション系統の服屋できっちり揃えられるくらいの値段である。

下着に関しては女装する際に必要になったので購入したのみである、普段は下着のラインが出るのが嫌いでスポーツブラなどが多い。スポーツブラなんて高くても上が1500円程度だ、それでも品質が安定しているし何より肌触りが良い。
安い女性用のレースやら装飾の多いものはたまに皮膚に触れてかぶれるのであまりに安いものは避けた結果がピー○ジョンだ、安直である。





まあそんな訳で大体定価の3割で購入してきた。気分は上々である。購入時は。


大抵こういうものを購入した際は、洗濯表示で溜息をつく羽目になる。




まず、下着。当然のように手洗いを推奨されている。が、正直手洗いで綺麗になると到底思えない。以前に読んだ、手洗いで黴が生えたという記述を思い出した。
結局、面倒臭くてネットに入れてエ○ールをぶち込みドライモードで下着のみで洗濯した。ただ、乾燥まで掛けるのは避けた方が良いとあったので浴室乾燥機に機能してもらうことにした。


次にルームウェアである。こいつはドライ表示があったので洗濯機で回して大丈夫だ。しかしこの手触り感を失わない為に、ネットに放り込んで単体で、エ○ールで柔らかモードで洗濯〜乾燥という運びになった。
また、ネットに一纏めに入れると「衣類の偏りを直せ」と洗濯機に多々警告された為に上下別にネットに入れることになった。あのふわふわ素材、水を吸ってかなり重くなる為、衣類の偏りと判断されたらしい。それしか入ってないのだが繊細なドラム式洗濯機には通じないようだ。




セール品で購入したのである程度まで気を遣いある程度までは妥協する、という運びにしたが、それでも面倒臭い。
しかしこの僕の洗い方に対して「信じられない!」という子もいるのだ、きちんと洗濯表示の通りにする、と。
その辺りを気にするのは、やっぱり女の子のなせる技なのかなと思ったり。



普段は色物、を区別する程度で洗濯機に放り込み洗濯〜乾燥まで一手に仕上げてしまう。ドラム式洗濯機で、乾燥まで仕上げてもシャツの袖が皺だらけにならないという性能を見せつけられてからほぼ乾燥まで掛けてしまっている。
実家では浴室乾燥で乾かしていたが、それだと8時間浴室が使えなくなる。乾燥なら2〜4時間なので利用しない手はない。


ぼんやりと回る洗濯機を見ながら、ああ女子ってこういう風に面倒臭いのか、と思った。
特にお気に入りの衣類や、少し奮発して買ったものの手入れには非常に金や手間が掛かる。買って終わり、ではなくてそれを維持しなきゃならないのだ。

その、維持しなきゃならない、というラインで、女の子は女の子というものになれてるんだろうなと考えた。

良い服を買ったから、この服に似合う体型になる。
お気に入りだから、型崩れや色落ちがないように手洗いする、またはクリーニングに出す。

こんな風に女子力、というのは構成されて維持されていくのかと何となく解った。
その面倒臭さも、楽しめればもっと良いのだろうが、残念ながらそんな余裕は現代にはない。





書いていて気付いたが、お気に入りの球体関節ストッキングやレントゲンボーンタイツなんかは手洗いしている。他の衣類と同時に回すことも難しいし、何より色落ちや破れが恐ろしいからだ。

気付かぬ間に女子らしいこともやっていたようだ、合唱。