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脳内夢色

自分の中の脳内整理。主にツイッターから発症。

BLを消費する行為は性的消費と言えるのか。

とある一件で3〜2次元界隈まで揉めているようなので、雑感を。

今回の問題点はBLとはAVと類似したものか否か、という点だ。
因みに世の中のAVは基本男性向けであり、女性向けAV市場はまだ貧困である。
男性向けとの違いは、シチュエーションやストーリー重視、物を写さない、生々しい描写は控えめである、など。

さて、女性向けAVとBLは何が違うのか。と言うよりまずBLは一体何なのか。

BLとゲイは別物である、というヲタクのお嬢さん方は結構いらっしゃる。彼女達にとってBLとは美しいファンタジーだが、ゲイとなると話は別だ。生々しく現実に存在するものである。現実に存在しないものを消費している、という感覚から、自分が擬似AVを見ているのだなんて感覚は更々ない。
女子がAVを見るなんて!男性向けのAVなんかと一緒にしないで!きちんとストーリーがあって関係性があって云々が彼女達の言い分だろうか。

まあAVと言われると男性向けを思うのは当然だ、性交渉に重点を置く、ストーリーは二の次、視覚的な興奮をメインとする男性向けAVとBLは確かに別物ではある。同類系統だが。

ここでまた一つ問題なのは、腐女子は、エロに悶え悶絶し壁を叩きこそすれ、それに欲情している訳ではない。欲情と言うよりはただひたすら喜んでいるだけである、どれだけ下品かつ直接的表現を使おうとも彼女達は男性のように欲情している訳ではない。
要は、BLでオナニーなんかするか!ってことなのである。萌えが脳味噌のみの自慰行為である、と言われたらそれまでなのだが。

性的に消費しているか否か、という点でも実は異なる。自分の性欲に伴ってAVを見る人はいるが、AV見たから欲情するのは順番が違う。欲情したからAVで消費を促すのが男性だ。
女性は逆だ、物がなければ反応しない、つまり性的に消費するつもりがないものに反応する、ということである。
つもりがない、それ用に作られているものではないものに見出しているので、端的に性的消費として使われるAVとは順序が違っている。
男性はあくまで男性向けAVしか知らない。男性が肉体的に消費しているAVと腐女子が精神的に消費しているBLとは、正直住んでいる位置が違っているのだ。

精神的な消費は脳内麻薬の分泌程度で、実的行為を伴わない。男性はそうではない、興奮し行為をし、満足する。
まあ、何と言うのか、ここまで派手な盛り上がりになったのは、AVと言われてしまったので「それでオナニーしてんだろ?」と暗に言われたと思った女性達が暴発したのだ。BLで自慰行為をする女性もいるのかもしれないが、少数であるのは間違いなさそうだ。

肉体的消費と精神的消費は次元が違う。男性は身体で欲情するが、女性は脳味噌で興奮する。欲情するのと興奮するのは、似ていても非なるもの。AVとBLも、結局そんな所なのだろう。